タンゴ



もしも 君の声がなかったら 僕はどうやって朝目覚めるのだろう

君と同じくらい優しい雨が降っても
あの大きな傘を広げることはなくなるかもしれない

歌を歌っていたね 泪を飲んでいたね
倖せなのが怖くて 恐ろしい想像ばかりしてしまうよ

ねぇ 今夜も君は傍にいるのかい?

満ちた月のように微笑んでくれるなら
安らかな眠り 一緒に落ちよう 手をとって


2007.03.04 晴れ