無題 04

貴方の眩しさから逃れるために
コンクリート壁で囲った城に立て籠もった
不器用な愛ならいいけど
小奇麗な愛にはいくらでも
言い訳がつくでしょう
いらない

ウェストにまとわりつく視線より
泣いてしまうほどの視線で
街のアスファルトを焼く光線で
貴方の顔を見たい
とっても

2008.11.10